中内田 周三さん

中内田 周三さん

1978年卒業 長生館療院院長

『馬が好き』という気持ちを大事に、 たくさんのご縁に恵まれて今の私があります。

中内田周三さんの実家は競走馬の育成牧場。
小さなころから馬は身近で、そして特別な存在だった。人も馬も癒せる治療師は、理想の仕事だったそう。

現在は、自宅で治療院を営みつつ、JRA中央競馬のトレーニングセンターや育成牧場で馬の施術をしている。「大きさは違うけれど、馬も人も同じ脊椎動物。施術の原理は人も馬も同じです」と話す中内田さん。「施術で何より大切なのは信頼関係。言葉を話せない馬のほうが正直かな」とも。担当する馬の多くはG1や重賞をかけて戦う馬たち。サイレンススズカを始め、伝説の名馬とも数多く関わってきた。1億円を超える馬も珍しくないが「どんな馬に対しても自分の出来ることを真摯にするだけ。プレッシャーは感じません」。馬の施術は、環境的にも技術的にも簡単にできるものではない。中内田さんも長い年月をかけて経験を重ね、今の施術環境を確立してきた。自分のしたいことを常に意識し、好きなことをあきらめなければいつかは自分の思う目的地につける、と中内田さんは言う。

「僕は馬が好きで、人にも馬にも喜んでもらいたいという気持ちだけで、いろいろなご縁をもらってここまできました。これからもご縁を大切に続けていきたいと思います」。

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