学術大会にて発表しました
学術大会にて発表しました
2016年10月12日(水)、東京都北区北とぴあで「第38回東洋療法学校協会学術大会」が行われ、
長生学園も参加いたしました。
学術大会とは、毎年、東洋療法学校協会に加盟している学校が一年間の研究成果を発表する場です。
今回長生学園は、2年生を中心としたメンバーが研究発表を行いました。
<今回の主な研究メンバー>
題材は、“あん摩マッサージ指圧手技の施術効果に関する研究として
「腹部触手施術前後における施術者、非施術者の体温変動」”です。
今年は、長生学園は檀上での口頭発表を行いました。
発表を行ったのは、研究チームのリーダー2年昼間部の根岸さんです。
生理学の講師を担当していただいている近藤先生にご指導いただきました。
<檀上で発表する根岸さん>
研究は、長生術の三本柱「脊椎矯正」「精神療法」「プラーナ療法」のうちのひとつ、
『プラーナ療法』との関わりからスタートしました。
長生術は人の手のみを使って身体の不調を治療するものですが、では、人の手が患者さんの
身体に触れる時、何が起こっているのか、ということを明らかにしたいと考えたのです。
今まで徒手の研究の題材として、施術者および被施術者の両者を対象に研究したものは
あまりなかったのが現状です。
今回の研究で、あん摩マッサージ指圧手技における施術者、非施術者の体温に変化があることを
明らかにすることができました。
今後の研究にもご期待ください。
※このように長生学園では、学生主体による研究も行われています。
研究したい題材を学生が話し合って決め、自分たちで実験を行います。
初めは学術論文さえ見たことがないという学生も、論文の検索の仕方や実験方法など、“学術的”な方法を学び、
それぞれに分担することによって、ひとつの学術論文にまとめ上げる経験をすることができます。
指導は、生理学の講師でもある東京都市大学名誉教授の近藤雅雄先生に担当していただいています。
こうした研究に興味のある方、ぜひご参加をお待ちしています。