後藤 雅樹さん
後藤 雅樹さん
2009年夜間部卒業 ごとう長生館療院院長(茅ヶ崎市)
他業種からの転職。一からのチャレンジ。 患者さんの笑顔が何よりの喜びです。
高校を卒業して建築会社に就職。設計の仕事をして10年目で体調を崩してしまいました。心も身体もすり減らし、先の人生を考えて転職を決意。技術で勝負できる仕事、一人でできる仕事に絞って将来を考えた結果、家族のアドバイスもあり国家資格のとれる長生学園に入学しました。
講師には先端医療の権威とも呼べるような先生もいて、他と比べて圧倒的に深い医療の世界を学べることも決め手でした。手技や座学はもちろん、コミュニケーションや精神面の大切さを仲間と一緒になって必死に学んだ三年間は、いつの間にか忘れていた「人の気持ちを思いやる」「人に感謝する」という気持ちを取り戻す時間でもありました。
卒業後は、長生会本部の治療院で修業。実際に患者さんと接するようになると、技術だけでなく、人の気持ちに寄り添うことで治療の効果を最大に引き出せることを実感しました。その気づきが僕の治療師としての原点になっています。
2011年に神奈川県茅ケ崎で独立開業。見知らぬ土地でしたが、先輩や仲間の助け、口コミで徐々に患者さんが来てくださるようになりました。今は、患者さんに喜んでいただくことだけを追い求めて働くことができるのが、自分にとって何よりの幸せです。この道を選択して、長生と出会えて本当によかったと思っています。
■長生学園を選んだ理由■
手技をリラクゼーションではなく、治療として学べること。
■あん摩マッサージ指圧師の魅力■
患者さんが喜ぶ姿を見れること。
患者さんが元気になることで自分も元気にしていただいています。