長谷田 愛さん

長谷田 愛さん

2017年卒業 あべ整形外科クリニック

私にとってマッサージとは、 自分自身のために行うものです。

「雑貨屋さんで偶然見つけた小物にものすごくときめくことってありますよね」と語るのは長谷田愛さん。

「その感覚が自分には大事なんです」。人も、物も、それぞれ持っているエネルギ―。それらを感じることが自分のテンションを上げてくれる。そして、自分自身のエネルギーによって誰かを前向きにしてあげられたら。アロマ、ハーブ、そしてマッサージと、患者さんにさまざまなアプローチをしている長谷田さん。共通しているのは、エネルギーワークの実践だ。内面から感じる相手のエネルギーをいい方向に活かせるように、精神療法などを通して手助けを行っていく。そして現在は、さらに医療的な側面を学ぶべく、整形外科クリニックでリハビリスタッフを務めている。“治してあげる”のではなく、“良くなってほしい”という姿勢で患者さんとは向き合っている。

「重要なのは、患者さん本人が自分の体をどうにかしたい、という意思を持つことです」。患者が希望を持って頑張れる環境を作ることが長谷田さんの役割だという。「自分から積極的にリハビリに取り組む患者さんはイキイキとしています。そういう患者さんと接することで私自身がエネルギーをもらっている気がします」。

「セラピスト」2019年6月号 長谷田さん取材記事

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